碌山美術館が2022年7月15日から8月31日までの48日間、クラウドファンディングを実施し、目標金額の700万円を大きく超える約2370万円を調達した。このプロジェクトは、READYFORというクラウドファンディングサービスを利用して行われた。
資金調達の主な目的は、安曇野市のシンボルである碌山館の修繕と維持。碌山館は雨漏りなどの老朽化が進行しており、修繕が急募となっていた。特に新型コロナウイルスの影響で来館者数が減少し、運営資金が厳しくなっていた背景がある。
集められた資金は、碌山館の修繕費に充てられる。具体的には、雨漏りの修繕や扉の再塗装などが計画されている。支援者は674人で、1人あたりの平均支援金額は約3万5166円。
このクラウドファンディングは寄付型であり、10月半ばから返礼品の発送が予定されている。