野岩鉄道 36年走行の車両改修へ約2,184万円調達

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画像はクラウドファンディングページより

 野岩鉄道株式会社は、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」を用いて、36年間運行してきた6050型車両の改修資金を募集した。このプロジェクトは2022年8月10日に開始され、59日間の募集期間を経て2022年10月7日に終了した。目標金額1,500万円に対して、総額2,183万9,000円が調達された。支援者数は1,107人で、一人当たりの平均支援金額は約19,728円であった。

資金調達の主目的は、6050型車両の大規模改修である。この車両は野岩鉄道において唯一残る6050型であり、製造から36年が経過している。部品の調達が困難になるなどの背景から、改修が必要とされていた。

調達された資金は、模擬運転台の設置、畳座席の設置、自転車スペースおよび多機能スペースの整備などに充てられる予定である。

本クラウドファンディングはAll-or-Nothing方式を採用しており、目標金額に達しない場合は資金が集まらない仕組みであった。