
2023年12月20日から2024年2月16日までの59日間にわたり、一般社団法人タラ オセアン ジャパンはREADYFORにて地球温暖化対策支援のためのクラウドファンディングを実施した。目標金額1,000万円に対し、362人の支援者から1,018万9,000円の資金が集まり、調達率は102%。
このプロジェクトの目的は、海洋生態系の重要な構成要素であるブルーカーボンに関する大規模な調査を実施することだそう。ブルーカーボンとは、海藻類やマングローブなど、海洋生物が光合成を通じて大気中の二酸化炭素を吸収し、海中に炭素として貯蔵する現象を指す。地球温暖化の緩和に貢献するこの現象の詳細な理解は、今後の対策策定に不可欠だ。
資金は、ブルーカーボン生態系の現状を把握し、その保全及び再生に必要な研究・調査活動に充てられる。また、その成果をもとにした教育・啓発活動を行うことで、広く社会にこの問題を認識してもらうこともプロジェクトの大きな目標の一つだという。
READYFORを通じたこの資金調達は、購入型クラウドファンディングの形式をとっています。支援者は金銭的支援の見返りとして、プロジェクト関連のグッズや特典を受け取ることができる。