
金刀比羅宮が2023年2月1日から3月17日までの45日間、文化財保存修理事業のためにクラウドファンディングを実施し、成功を収めた。目標金額は1,500万円であったが、最終的には25,910,000円、支援者数は530人に上り、1人あたりの平均支援金額は約48,887円であった。
この資金調達が必要とされた背景には、コロナ禍による参拝者数の減少とそれに伴う財政難がある。特に、金刀比羅宮が所蔵する3,000点に及ぶ文化財の保存修理費用が急増している。
集められた資金は、伊藤若冲筆「百花図」などの文化財の保存修理に充てられる。また、境内及び建造物の維持にも使用される予定である。
このクラウドファンディングは寄付型であり、プラットフォームとして「READYFOR」が利用された。