腎臓病研究へ1,950万円 東京医科歯科大学チーム

プロジェクトページのスクリーンショット
画像はクラウドファンディングページより

 東京医科歯科大学の森崇寧氏と蘇原映誠氏が主導する腎臓病の遺伝子解析プロジェクトが、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を利用し、約2カ月の募集期間中に目標金額の1,000万円を上回る1,950万円を調達したことが明らかとなった。このプロジェクトは、2023年2月1日に開始され、3月31日に終了。短期間での大きな支援を受け、389人の支援者から平均50,129円の寄付を集めた。

この資金調達の背景には、慢性腎臓病(CKD)の原因となる遺伝子の研究が挙げられる。近年、CKDの原因が明らかになっていない患者が多いことが課題となっており、この研究はその解決を目指している。調達された資金は、CKDの診療に特化した新しい遺伝子解析パネルの設計と運用のために使用される予定だ。

このプロジェクトは寄付型のクラウドファンディング方式を採用した。