
静岡県に位置する伝統あるみかん農家が主導する「耕作放棄地を減らす!みかん畑再生プロジェクト」が、CAMPFIREでの購入型クラウドファンディングで公開された。2024年1月1日に開始し、37日間にわたって展開され、2月6日に終了予定。このプロジェクトは、50万円の目標金額を設定している。
プロジェクトの主な目的は、耕作放棄地の増加と農業従事者の高齢化に対応するため、新たな農業モデルを確立し、若い世代の参入を促進すること。具体的には、現在栽培されている品種の改植モデル農園の構築と耕作放棄地の再利用を計画している。
このプロジェクトでは、みかんの木を伐採し、根を除去する作業を行う。このために重機を使用し、土地を整地する計画がある。また、由良早生という人気のあるみかんの苗木を植える。
資金の使い道は、重機による抜根作業の料金(20万円)、堆肥購入費(10万円)、苗木購入費(10万円)、およびCAMPFIREの手数料(10万円)に充てられる。
支援者へのリターンとしては、ステッカーやみかん(寿太郎みかん、せとか、由良早生みかん)などがあり、また、みかんの収穫体験も提供される。
このプロジェクトは、地域産業の持続可能性を高めると同時に、若い世代に農業への関心を喚起することを目指すものである。