
茂山千五郎家は400年以上にわたり狂言を継承してきた歴史ある家系だそう。この度、茂山家では1998年から2009年にかけてCS京都チャンネルで放映された舞台映像約120本と、江戸時代に書かれた貴重な伝書3本をデジタルアーカイブ化するプロジェクトをREADYFORで開始した。募集期間は2024年3月20日から5月15日までの57日間で、目標金額は300万円。既に木曜金額を上回る400万円超を調達している。プロジェクトの目的は、これらの重要な資料をデジタルアーカイブ化し、災害などで永遠に失われることなく、未来に伝えられるようにすることだそう。
代表の十四世・茂山千五郎氏は、このプロジェクトを通じて、先人たちが築き上げた狂言の伝統とその奥深い魅力を、現代だけでなく未来の世代にも広く伝えていきたいという。デジタル化される資料は、茂山家の伝統を継承するための重要な資源となり、将来的にはYouTubeや有料配信を通じて一部が公開される可能性があるとし、一部は本クラウドファンディングのリターンとして提供するという。
このプロジェクトはAll-or-Nothing方式で購入型のクラウドファンディングを通じて実施されている。