
高知大学は、海洋医学を駆使してアルツハイマー病の早期診断および治療法の開発を目指すプロジェクトを開始し、クラウドファンディングで目標額の1,000万円を超える12,500,000円を調達した。募集期間は60日間で、364人の支援者からの寄付により、調達率は125%に達した
このプロジェクトは、海洋由来の生物資源を活用し、アルツハイマー病に対する新たな診断方法と治療法の確立を目指しているそう。アルツハイマー病は、記憶障害を中心に進行する脳の病気であり、社会の高齢化に伴い患者数が増加しているため、効果的な治療方法の開発が急務である。この研究により、アルツハイマー病の原因タンパク質の産生や凝集を抑制し、早期診断と治療が可能になることが期待されている。
クラウドファンディングは、READYFORプラットフォームを通じて寄付型のAll-in方式で実施された。支援者は税制優遇を受けられる。