
法隆寺金堂壁画の保存と公開に向けたクラウドファンディングが始まった。2024年4月3日から5月31日までの59日間、目標金額は500万円。このプロジェクトは、1949年の火災で焼損した国重要文化財である法隆寺金堂壁画の恒久的な保存と公開を目指している。春の限定公開を行い、支援者は収蔵庫内の壁画を特別に見学する機会が得られる。収蔵庫限定公開は、一般公開に向けた調査活動の重要な一環であり、調査活動には資金が必要だという。
クラウドファンディングの形式は「All in方式」で、目標金額の達成の有無にかかわらず、集まった支援金はプロジェクトに利用される。READYFORをプラットフォームとして活用しており、寄付型クラウドファンディングの形式をとっている。