能登半島地震 輪島の食文化支援プロジェクト 公開

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画像はクラウドファンディングページより

 令和6年、日本を襲った能登半島地震によって大きな被害を受けた石川県輪島市。この地震により、長い歴史を持つ輪島朝市は壊滅的な打撃を受けた。南谷良枝商店は30年以上にわたりこの朝市で魚の加工販売を行ってきた老舗。この地震で店舗はもちろん、加工施設も甚大な被害を受けたそうだ。

南谷美有氏、現在21歳の後継者は、自身が小さい頃から朝市での商売を見て育ち、母親の後を継ぐ決意を固めていたそう。しかし、地震によりその夢は危機に瀕している。朝市通りの多くの店舗が炎に包まれ、南谷家の工場も地割れにより傾いてしまったそうだ。この状況下で、彼女はREADYFORクラウドファンディングを通じて、復興資金を募ることに決めましたという。

このプロジェクトは2024年2月1日に開始され、5月1日までの91日間で目標金額は5000万円に設定されている。資金調達方法は「All-in」方式で、目標金額に達しなくても集められた資金はプロジェクト実行に用いられる。使用目的は、南谷良枝商店の再建と復活に向けた資金として活用される予定。

支援者には感謝のメールや、輪島の海産物、特製のお箸などのリターンが用意されている。