
石川県に位置する温泉旅館のと楽は、令和6年1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受けたという。この地震で、同旅館を含む周辺地域は広範囲に渡る影響を受け、断水状態が続いているなど、復旧作業が滞っているそう。このため、旅館を運営する株式会社のと楽は、クラウドファンディングを通じて支援を募り、被害を受けた施設の修復や運営資金の確保を目指しているそう。
クラウドファンディングの形式は「All-or-Nothing」方式で、目標金額の2,500万円を達成した場合のみ資金が調達できる。このプロジェクトは、2024年2月9日から始まり、4月7日までの59日間実施されている。プロジェクトの目的は、創業以来続く温泉旅館業を守り、継続させること。
この募集は、READYFORプラットフォームを通じて行われており、被災した旅館の修復費用として、または運営資金として利用されるという。支援金は、人件費や光熱費の支払い、業者への支払いなど、旅館の運営に必要な資金として活用される予定とのこと。