
このプロジェクトは、令和6年に発生した能登半島地震によって壊滅的な被害を受けた輪島塗業界の再建を目指すためのもの。石川県輪島市に位置する田谷漆器店が中心となり、地震によって全壊した事務所棟・工場の再建、および輪島塗の製造再開を目的としている。プロジェクトは2024年1月13日に開始し、48日間の募集期間を経て、目標金額1,000万円を大きく上回る6,542万5,000円を調達した。3,340人の支援者からの平均約19,588円の支援を受けた。
田谷漆器店は1818年に創業し、200年以上の歴史を持つ輪島塗の製造販売店だそう。地震により田谷漆器店は大きな損害を受けたが、このプロジェクトを通じて、輪島塗に関わる多くの職人や漆器店と連携し、輪島塗業界全体の復興を目指しているそう。資金は、リターンとしての輪島塗製品の製造およびお届け、さらには漆器店の再建費用に充てられる。
プロジェクトはREADYFORプラットフォームを通じて購入型クラウドファンディングとして実施された。