靖國神社の桜を未来へ 3600万円超調達

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画像はクラウドファンディングページより

 靖國神社崇敬奉賛会は2023年12月1日から2024年2月29日まで、READYFOR上で「靖國神社の桜を守る。減衰する樹々を手入れし次代へ繋ぐ|一期支援募集」と題したクラウドファンディングプロジェクトを実施した。このプロジェクトは、靖國神社の境内を彩る約五百本の桜の長期的な管理と保全を目的としている。戦地で散華された英霊が「靖國の桜となってまた会おう」という特別な想いが込められているこれらの桜は、老朽化や病害虫の影響により衰弱が進んでおり、倒木の危機に瀕しているそう。

プロジェクトでは、募集期間91日間で目標金額2,000万円を大幅に超える3,602万8,000円を調達し、支援者数は1,974人だった。平均支援金額は約18,251円で、調達率は180%に達した。支援金は、境内の桜を含む樹木の維持・保全のために使われ、特に老朽化が進む樹木の延命処置や新しい木への世代交代に必要な管理作業に充てられるそう。このプロジェクトは購入型クラウドファンディングの形式をとり、支援者には特定のリターンが提供される。