
このプロジェクトは、ウィーンで長年にわたり多数の世界的音楽家を育成した故湯浅勇治氏の遺品の継承と保存を目的としたもの。湯浅氏は名門ウィーン国立音楽大学で教鞭を取り、彼の下で学んだ音楽家は世界の音楽シーンで活躍しているそう。しかし、湯浅氏には近親者がおらず、突然の逝去後、その膨大な遺品はウィーン市に没収される危機に瀕していたとのこと。そこで、湯浅氏の弟子たちが立ち上げたこのプロジェクトでは、裁判を通じて遺品の引き継ぎえを行い、それらを保存・デジタル化し、文化的な価値を未来へと繋げようとしているそう。資金は遺品の整理、デジタル化、そして将来的には教育目的での公開などに使用される。
このクラウドファンディングはREADYFORプラットフォームを使用し、購入型で行われた。プロジェクトは目標金額300万円に対し、559万円を調達した。