日本オペラ振興会のクラウドファンディング 最終コール

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画像はクラウドファンディングページより

 公益財団法人日本オペラ振興会は、日本のオペラ芸術を次世代に繋げるためのクラウドファンディングを実施中。2024年1月27日に開始し、70日間の募集期間を設け、目標金額は1,000万円。現時点での調達金額は621万8,970円、支援者数は173人、調達率は62%となっている。このプロジェクトは「All-in 方式」で運営されており、目標金額の達成の有無に関わらず、実行者は支援金を受け取ることができる。

日本オペラ振興会は、オペラ芸術の普及と振興を目的とした団体であり、西洋オペラ中心の藤原歌劇団と、日本語のオペラを専門とする日本オペラ協会の2つの歌劇団を擁している。両団体合わせて1,100名強の歌手が所属しており、日本オペラ文化の発展に寄与しているそう。

プロジェクトの背景には、コロナ禍による経済的ダメージからの回復が難しい現状があるという。そのため、このクラウドファンディングは、90周年を迎える藤原歌劇団をはじめ、日本のオペラ芸術を支え、次世代に繋げるための資金調達を目的としているとのこと。

この募集は、READYFORというプラットフォームを通じて行われており、プロジェクトの終了日は2024年4月5日。