慶應義塾大学医学部 ALS研究の加速へ4,393万円

プロジェクトページのスクリーンショット
画像はクラウドファンディングページより

 慶應義塾大学医学部が主催する筋萎縮性側索硬化症(ALS)研究プロジェクトが、クラウドファンディングにより約4,400万円を成功裏に調達した。このプロジェクトは2023年4月26日に開始され、59日間で募集を終了。総支援者数は566人、一人当たりの平均支援金額は約77,600円であった。

資金調達の主目的は、ALSの原因を解明し、効果的な治療法を開発するための研究を加速させることである。この研究は基礎と臨床の融合を目指し、特にバイオマーカーの開発が焦点となっている。

調達された資金は、人件費、研究消耗品費、外注費用などに分配される。具体的には、iPS細胞研究用の消耗品や次世代シークエンサー解析費用が予定されている。

このプロジェクトは寄付金控除型の方式を採用し、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて資金調達が行われた。