能登半島地震復興のための塩産業再興プロジェクト 公開

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画像はクラウドファンディングページより

 能登半島地震と津波により大きな被害を受けた能登の塩産業を再興させるためのクラウドファンディングが、READYFORプラットフォーム上で始動した。このプロジェクトは、約1,300年前から続く伝統的な塩作りを守り、破壊された製塩所の修復と設備の再建を目指しているという。募集期間は2024年2月9日から4月30日までの82日間で、目標金額は1,000万円。

プロジェクト発起人である新海塩産業の店主、紅谷光昭氏は、能登の海水を用いた伝統的な塩作りの重要性を強調している。地震と津波により、製塩所や海水の保管タンクが壊滅的な被害を受け、能登の塩づくりは大きな打撃を受けたとのこと。復旧には製塩所の修繕費用や新たな海水汲み上げ設備の導入が必要であり、クラウドファンディングを通じて資金調達を行うとしている。

このプロジェクトは「All-in」方式を採用しており、目標金額に達しなくても集めた支援金はプロジェクトに充てられる。支援者には、のと珠洲塩をはじめとするリターンが用意されている。